4日目. 無計画は最高編!
予定外だった"さざえ堂"に行ったからには"只見線"にも乗らねばと, 朝5時に宿を出る.
会津若松-小出-水上-高崎-上野で帰るには, 只見線「小出行き」5時59分発に乗らないとその日の内に帰れないことがわかったので必死の早起きだ.
~ちょい昔話~
息子が中学生になるまでは, バイク2台であちこちキャンプに出かけていた.
この写真は裏磐梯-喜多方-桧枝岐-水上をぐるっと回った時のもの. その時に只見線に沿ってずーっと走ったのがあまりに気持ちよく, 次はぜひ列車に乗って堪能したいと思っていた.
来年ぐらいにさざえ堂とセットで計画していたので, それで
"さざえ堂"に行ったからには"只見線"にも乗らねばと相成った.
というわけで3泊4日の旅の最後は列車三昧.
夢のような景色.
-会津川口駅-
川と駅が嘘みたいに近い.
単線なので反対側の列車を待つ間, しばし停車.
只見線の終着駅, 小出到着.
ここから上越線(水上行)に乗り換える.
水上駅に着いてみたら機関車の運転日に当たり, 静かに盛り上がっていた. ひょっとして今からでもSLに乗れる?と, 「もしもし券売機」なるもので違う駅に繋がっているオペレーターと話しながら指定席券を手に入れる.
駅を出た所(黄色の囲み)に蒸機と同じ音色(圧縮空気による)の汽笛が設置されており, 蒸気列車が停車中の間だけ自由に鳴らせるらしい.
これが耐え難いほどの爆音で, 音の大きさに只々圧倒される. しばらく耳の中がこそばゆくて大変だった.
ずっしり ぎっしり
実は機関車にも乗りたいと思い続けて四半世紀以上, ここへきて行き成り叶ってしまった.
バックして客車と連結.
機関士の顔がまだあどけなく(20代前半かな), 知り合いに似ていたので私達だけでずっとai君と呼んでいた. 機関士・機関助士それぞれにベテランの補助が付いていたので, ai君達はきっと新人さんなのだろう.
田畑で仕事の手を休め顔を上げるお爺さん, 踏み切りで手を振リ続ける親子, 三脚でファインダーを覗いてる人, 幼い子を腰ベルトで繋ぎ大型バイクで並走するお父さん.
乗っているより何故か彼等の方がちょっぴり羨ましくなった.
水上15:20発-高崎17:20着.
高崎線に乗り換え上野に着いたら, 隅田川の花火が上がった. おしまい
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