2010年6月28日月曜日

Doll


個人が主催する異色フリーマーケットに誘っていただいて, 久しぶりに心満たされる買い物ゲームを楽しんだ.
ちょっとショボイ物, 価値もなく役に立たない物の魅力にいつも抗えない.

関節が複雑で, 女の子座りができるって凄い.

素体のみのフルアクション用.
よく出来てるなぁ, これ.

上半身だけソフトビニール製のふわふわした感触, 中の骨格構造に引張られた時の捻れた背中のラインがとってもリアル.

蒐集の趣味はないので, これらの人形は切ったり剥がしたり解体する予定である.


2010年6月23日水曜日

再びの日光その三

ここから8Km程先に行ったところに, 相方とGull君が挑戦したいろは坂がある.



私はここ「国立大学法人東京大学院理学系研究科付属植物園日光分園」で過ごす. 面積104,580㎡(31,717坪)
昔来た時には月曜の休園日だったが, 今回はバッチリである. 植物園は大谷川沿いに長く広がり, 園路は入り組み, 森だったり湿地だったりと色々楽しい. 最初の内はいちいち名札を確認していたけれど, 切りがないので止めた. 全部の道は歩けなかったが, ゆっくり大体を回って2時間半ぐらい.




のんびりしていたヤマカガシ(右下)




植物園を出て遅い昼食のあと田母沢まで戻り, 寂光の滝でも見ておくかなと軽い気持ちで山へ入る.
2kmちょいの筈だが, 上り坂の道は思ったより時間がかかる.

こういう道を徒歩で行く人はいないのだ. ずっと林かと思えばいきなり別荘が建っていたり, また山道になったり, 人より犬に出会う方がホッとする.

弘法大師空海が修行をしたらしい, こじんまりした寂光の滝.
あとから自転車で上ってきた相方に, この滝を見るのは2回目だと言われて初めて気づく. そうか, 前はバイクだったからわからなかったのだ.

山道を小走りで下り, 何だかんだ一人でよく歩いたので, 6日経っても腿が筋肉痛である.
これにて日光の旅はおわり



涼しげな鳴き声は, エゾハルゼミでいいのかな?



2010年6月22日火曜日

再びの日光その二

神橋(しんきょう)

今回は相方とGull君が自転車でいろは坂を上るというので, 私は一人で散策することにした.

ここからの眺めが一番そそられる. 渡橋料を払い, 初めて歩いてみる.
向こう側へ通り抜けられるわけではないので, 渡る気分だけを味わう.

大谷川(だいやがわ)の水のキレイなこと.


スーパーカブで旅行中の留学生らしき若者が写真を撮っていたので話しかけた. 京都から来て, これから北海道を目指すのだそうだ. が, その前に戦場ヶ原へ上って行ったようで相方たちも途中で挨拶されたらしい.


夏になるとよく日本一周と書かれたバイクを見かけ, その旅を想像すると何とも羨ましい気持ちになる.


田母沢御用邸記念公園

見学はせずに正面の写真だけ.


これは小学校の修学旅行で泊まった時の記念写真. もの凄く贅沢なことだったのだと今さらながら驚く. (ちょっと自慢なのだ)

当時は土産物なども売っている普通の旅館のようだったし, 夕飯のあと懐中電灯を持たされ大正天皇の寝室へ入ってみるというアトラクション付きであった. 身体を労わるために畳が柔らかくできていたと聞き, 非日常的な空間と暗闇の怖さと相俟ってウットリした記憶がある.

まだつづく…


2010年6月17日木曜日

再びの日光その一

JR日光駅


ひと月前に来たばかりだが, 梅雨の合間の貴重な夏日になるというのでまた日光へ.   つづく…

2010年6月8日火曜日

運が悪いヤツ

パック入りの浅蜊にしがみついてたチビ蟹(5mm). ハサミをワシャワシャ.


2010年6月6日日曜日

ファン心理

歌の伴奏音だけを取り除き, わざわざアカペラ風につくり変えたYouTube仕様を, 嬉々として聴いていた.


際立つ歌のうまさと無音な奏部分の放ったらかされ感に嵌まり, 正にお抜け上級者向きのマニアックな楽しみ方とその果てない努力に感心しきり. (ミーハー与太話)




文藝別冊「萩尾望都」の巻末に月蝕という ”ふきだし文字が横”の つまり横書き漫画が載っているのだが, 表紙の方からずっと縦書きの文章を読んできてるので, その流れのまま何の疑いもせず(無理矢理)読み続けていた.
本当は左(裏表紙側)から右へと読み進めるべきものを, 物語の終わりから逆行しながら読もうとしたのである.

あまりの難解さに困惑し, 自分なりにストーリーを組み立てようと必死になってるから, 本当にとん馬で笑える.
5ページ目から先へはどうにも進めず「おぉ~そうだったか」と気づいた時には, 裏ストーリーがひとつ生まれそうなくらい妄想でいっぱいになっていた.
何だか徳しちゃったかも知れない.