実時間

思わず口角が上がる, リアルに追いついたという感覚.

有刺鉄線の向こう側

たいしたことないが, 一昨日のポタリングで又すっ転んだのだった.
3ヶ月前にズッコケた時は思いっきり両ひざを, 今度は右ひざを普通に打った程度で済みホント良かった. 家まであと少しという上り坂のカーブに散らばっていた砂利ですべり, とっさに両腕が出たのだろう二の腕が筋肉痛でギクギクしている.

オートバイでもドブに落ちたりとマンガみたいな転倒（単独で）を何度かしたが, 運転技術を過信しすぎて気が緩むというか上の空になるところがあるのだな.

これからは「歩いていてても転ぶようになるんだぜ」と, 釘を刺され夕焼けが沁みる初秋なのである.

向日葵

江戸川河川敷のコスモス畑の脇で, 列を作って咲いていたヒマワリ.

可憐なコスモスもいいが, 大きくてダイナミックな花に惹かれる.

頭が重すぎて, 日を向かずに垂れている気分を共に味わう.

此処にいない

DVDドライブが変わったからなのかデスクトップスピーカーの音量調整がうまくいかないので, 部屋に転がっていたヘッドホンを直接PCに繋いでみた.
ひと通りのプレーヤーの設定が効くようになったのはいいとして, すこぶる良い音にしみじみ感動している. 今まで聞こえてなかった音がこんなに沢山あったとはね…

お金を掛けずにそこそこの音を楽しむには, ヘッドホンが手軽なのだそう.
弱点である耳を酷使することの良し悪しはわからないが, 器官を塞ぐことですっぽり頭の中に入り込めるのは快感である.

以前は一日中ヘッドホンで過ごす息子に苛ついたものだ. 当人はどこまでも閉塞していき, こちらは疎外され続けるのだから鬱陶しいこと極まりない.
そして今度は私自身が「遠くに行っちゃってる」と言われてしまうのだが, 当然その言葉を聞き取ることはできない.
しばらく手放す気はないけれど, 圧迫で耳の縁が痛んでくるので時間制限がかかるのがとっても助かる.