2008年5月26日月曜日

世界の涯のショルダーカバン


もう8年ぐらい前のことになるけれど, サクバトモミは "Garage" が終わった後に, 同じスタッフで "世界の涯" と言うゲームを作り始めていた.
さあこれからという時に開発はストップ.
再開の目処も立たぬままお蔵入りとなってしまった. 私はそのゲームで, 衣装を中心としたキャラクターデザインをやらせて貰っていた.



鉛筆で書いたメモは19歳の私自身を思い出してみた物. 自作したショルダーカバンはコーヒー豆が入っていた麻袋をリメイク. いつも同じ服装にこのカバンを持ち歩いていた. 肌触りは最悪で, 繊維が抜けて服は糸だらけになる. でも, 色と頑丈さと特有な匂いがとても気に入っていた.


"世界の涯" の主人公の若者を描いたのが右の絵. 健気なノーマルバージョンの青年. 2枚の絵を見比べてみると, 服装の印象が似ている.
何年経っても
, 自分の嗜好は変わらないのだな.
初めてフォトショップを使ったわりには, なかなかの出来じゃないかと思っていた. 久しぶりに見直してみれば, 顔ばかり丁寧に描いていて服が適当すぎる. 何よりも気落ちするほど絵が下手で余計に恥ずかしくなった.
今ならもう少し真剣にやれそうな気がしている. 努力したからといって巧くなるわけじゃないけれど, ボチボチいこう.




ゲーム "世界の涯" が完成していたなら, さぞかし壮大な話になっていただろう.ザインしたキャラクターが動いているのを見られたのは本当にラッキーだった. 
歩いてる! カバンもちゃんと持ってる!!

gifアニメを作ったのは, ワタナベ ヒロキ(渡邉博紀)氏.
3Dグラフィッカーとして
, ゲーム"Garage"の制作に関わった実力派.
いつの間にか彼のサイトがなくなっていたのが, ちょっぴり寂しい… 
元気でやってるかな?



2008年5月21日水曜日

奇妙な訪問者

中折れ帽(ソフトフェルトハット)を被り, 白い半袖のTシャツに,
黒い傘を持って現れた.


引き締まった体は今にもステップを踏み出しそうだが,
手品師のようにも見え, 全く素性がわからない.

彼は "この並びの借家の住人になりたい" と言った.

家主に断られて戻ってくると,

今度は庭に放置してる大型スクーターを指差して,
"これ, 貰ってもいい?" と言った.

(これ, 本当の話. 変わった人だった)



2008年5月15日木曜日

もう手放せない

息子がきちんと正座していたので, わたしも同じように座り直し
姿勢よく向かい合って, ニンニク入りの具沢山スープを食べた.


100円均一の店で見つけた, ガーリックピーラー.
シリコン製の筒に3~4片入れ, 数秒間グリグリ転がすだけで
きれいに薄皮まで剥けた. 簡単すぎて幾つも剥きたくなる!



2008年5月11日日曜日

ABC3D


本のタイトルもいいね.



2008年5月10日土曜日

存在理由



回り道の成果は, ここからさらに4万km先にある.




2008年5月3日土曜日

My Hopeful Monster


難問にぶち当たっていたら, あっという間にひと月分が消失.

テトリスのようにはまった部分と新たにできた隙間とを見定めながら
この形が納得できないにしても, ともかく駒を一歩だけ進められた.

いつも有り得ないバランスだろうと綱渡りし続けているのは,
わたしの中に "ホープフルモンスター" がいるおかげと言うわけ.

頭に乗っているかどうかはよく知らないけれど, こんな姿のはず.